NO.3 幼少期②

どうも、kirokuです。

にんにくを食べた日は、寝ながらも屁をしていることに気がつきました。

さて、今日は父方の祖母について思い出していきたいと思います。

祖母は、世田谷の千歳烏山に住んでいました。

大きな家でした。芝生の庭が有り、駐車場にはいつもプレジデントとセンチュリーが

有りました。

祖母は、私も兄も可愛がってくれましたが、かなりお年でした。

当時でも珍しくなってしまっていた着物を毎日着ていました。

祖母の家には、毎日来客がありました。

お手伝いさんの部屋もあり、キッチンも大きかったです。

小さいながらにすごいと思ったのは、トイレが男女に分かれていて、男のトイレには

公衆トイレのように立ってする小便器が有りました。

お客さんは家に入ると、祖母がいる応接、兼リビングに来て祖母に挨拶するのですが

みんながみんなひざをついて、床に手を合わせ頭を下げていました。

小さい頃は、それがあたりまえで何もわかりませんでした。

しかし、母方の祖父と祖母が来た時もそのようにしていたことに、何か違和感を感じていました。

そして、自然となのか父や、父の姉、兄も父方の親族は深々と挨拶されていました。

祖母は私が小学生に上がる前に亡くなったのですが、

父に『おばあちゃんの手をとってゆっくり歩け!』と怒鳴られ、祖母の手をとって

歩いた事、いつも祖母に会うとほっぺがびしょびしょなくらいチューをされた事

常に着物、祖母の家でうるさくして昔の重たい枝切バサミで頭を父に叩かれた事

祖母の葬式には、全国からバスで人が来るような大きいもので、新聞にものっていた

事が思い出されます。

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